1986-03-28 第104回国会 衆議院 建設委員会 第6号
この湖南中部流域下水道は五十九年度までに八百十三億円、それから関連公共下水道には二百六十九億円、事業費が投入されている。ところがなかなか進まないということは、いわゆる全体計画自体が極めて過大になっているのですよ。非常に金のかかり過ぎる計画になっている。そのために自治体の財政負担も大きい、ここにあるんじゃないかと思いますね。
この湖南中部流域下水道は五十九年度までに八百十三億円、それから関連公共下水道には二百六十九億円、事業費が投入されている。ところがなかなか進まないということは、いわゆる全体計画自体が極めて過大になっているのですよ。非常に金のかかり過ぎる計画になっている。そのために自治体の財政負担も大きい、ここにあるんじゃないかと思いますね。
○瀬崎委員 例を湖南中部流域下水道にとってみたいと思うのですが、認可計画は六十九年三月三十一日が完成予定なんです。処理能力は日最大二十一万五千トン、計画処理人口三十一万九千人、管渠延長百九十五キロとなっておるわけですね。
先ほどから申された中で流域下水道について触れておりませんから申し上げておきますと、いわゆる湖南中部流域下水道について工場排水の規制はどういうようになっているのか、工場排水による危険性は全くないのかどうか、まずお答えを願いたいと思います。
それから、この湖南中部流域下水道が運転に入ることによって、では地元負担、住民負担がどうなってくるか、これがまた大変な問題なんですね。これは三次処理まで行いますので、それに要する処理費はトン当たり九十九円。この内訳は、全額使用者負担となります二次処理費が七十三円、それに加えて三次処理費が二十六円、合計九十九円です。
○瀬崎委員 その下水道については、湖南中部流域下水道の第一期工事分が間もなく運転を開始することになっているのですね。ところが、これは、第一期工事は全体計画のわずか十六分の一にすぎないのです。一日千トン程度であります。これが一年後に六千トンから七千トン、五年後には二万三千トン、七年後に三万三千トン、十年後が十七万八千トンという計画になっている。今後急速に伸びることになっているのですね。
湖南中部流域下水道計画においても第三次処理を前提で工事が進められているのであります。そうしてこれだけの大変なコスト増となり、これを完全に実施していくとなると相当な費用がかかっていくわけです。したがいまして、この面に関して三次処理を行って、そして可能な限り清らかな処理水にして放流していかなければ――今度はその放流していくのは瀬田川に流れていきますね。それが淀川に行く。
そのうち湖南中部流域下水道につきましては、四十七年から事業に着手をいたしまして、現在管渠が二十キロ程度工事が進められております。それから処理場につきましても、鋭意その稼働に向けまして努力をいたしておるのでございまして、五十六年度から始まる予定でございます次期五カ年の早期には動かすことができるのではないかというふうに考えております。
によりまして下水道をできるだけ早く整備をするというようなことになっておるわけでございますが、この琵琶湖周辺につきましては、効率的に実施をいたすために、流域下水道事業を主体にいたしまして、それを根幹的なものといたしまして下水道の整備をできるだけ早くやるというようなことになっておるわけでございますが、そのうち湖南中部処理区、湖西処理区、この二つにつきましてはすでに事業化をいたしておりまして、特に湖南中部流域下水道
その中で、湖南中部流域下水道の浄化センターを矢橋に埋め立てをしてつくる予定になっておりますが、この場所の決定に当たりましては、いろいろ候補地を幾つか選定をいたしまして、地形的な条件とか、あるいは処理水の放流条件、予定地周辺に対する影響、用地確保の難易、こういった問題について検討いたしました結果、南湖の一部を埋め立てて処理場の用地とするということに決定されております。
二十一日には、琵琶湖の水質汚濁、環境保全の問題及びその周辺におけるPCB汚染の概況について滋賀県当局から説明を聴取した後、日本コンデンサー工業草津工場においてPCBによる土壌の汚染及びその処理状況について事情を聴取し、同工場内を視察し、その後、船で雨煙る琵琶湖上より湖南中部流域下水道浄化センター建設地を視察、その際、この浄化センター建設に反対する住民の代表より陳情を受けました。
この総額は五百九十億円でございまして、まだその緒についたばかりでございますから、現在は湖南中部流域下水道が十四億余円、それから大津市の公共下水道が約十億という進捗でございますが、今後急速にこれを伸ばしまして、所定の期間内にこの総額を達成したいと考えております。
○瀬崎委員 いま四十七年の三月に湖南中部流域下水道の認可ができていると言ったけれども、実際には湖南だけではありませんか。